1
原料糖搬入
海外から船で運ばれてきた原料糖を荷揚げします。


2
原料糖貯蔵
原料糖倉庫の収容能力は2万5千トン。貯蔵された原料糖は地下コンベアーで精糖本館へ送られます。

3
洗糖工程
原料糖の結晶表面に付着している不純物を除去するために遠心分離機で結晶と蜜に振り分けます。


4
溶解工程
洗糖を温水で溶解し、糖液とします。 糖液に石灰を添加し、炭酸ガスで反応させて炭酸カルシウム形成時に不純物を吸着させます。 オートフィルターでろ過し、不純物を取り除いた糖液を骨炭を詰めた塔で脱灰脱色を行います。 更にイオン交換樹脂で脱色し、清澄な糖液にした後、UV殺菌装置で殺菌します。 メルター→炭酸飽充→オートフィルター→骨炭槽→イオン交換樹脂

5
結晶化工程
真空結晶缶を用いて糖液を低い温度で濃縮し、結晶核を入れて大きな結晶に育てます。


6
分蜜工程
結晶と糖液の混合物を遠心分離機で結晶と蜜に振り分けます。


7
乾燥・冷却、熟成工程
振り分けられた結晶を乾燥空気で水分を飛ばした後、冷却し、キュアリングサイロで熟成し、結晶内部の水分を均衡にします。

8
グラニュ糖ふるい分け、貯蔵工程
完全に乾燥したグラニュ糖を結晶の大きさでふるい分け、ストレージサイロに貯蔵します。

9
包装工程
貯蔵された砂糖を用途によって包装します。



10
貯蔵(製品倉庫)
包装された製品を貯蔵し、出荷します。


11
出荷
バルク車(グラニュ糖) ローリー車(液糖)


12
バイオ関連
塩水港精糖株式会社 https://www.ensuiko.co.jp/product/index.html?id=flag01-2